エアーかみとエアー抜き

タンク側の水位が下がるなどして、ポンプのケーシングに空気が入り、ポンプが水を押し出せなくなる状態を「エアーかみ」と言います。

また、エアーかみのまま運転を続けることを「空転」といい、長時間この状態が続くと、ケーシング内の水が沸騰して塩ビ配管を溶損したり、モーターが焼き切れてしまうといった重大な機器損傷を引き起こします。

エアーかみ・空転の見分け方

ポンプのエアーかみ運転を見分けるためには、そのポンプの電流値計を確認します。

通常運転の場合は基準線(赤い線)よりやや低い箇所に電流値の針があり、その針は揺れることなく安定しています。

一方、エアーかみ運転・空転中の場合は、電流値の針は基準線を大きく下回り、かつ針は揺れ続けて安定しません。

エアーをかんだポンプの復旧方法

エアーをかんだポンプの復旧方法は以下の通りです。

①タンク水位をケーシングより上げる

ポンプが空転を起こした場合、多くのケースではタンク水位がケーシングよりも低くなっています。ですので、まずはタンクに水を補給して水位がケーシングより高くなるようにします。

②エアー抜きコックを開ける+③ケーシングが満たされる+④コックを閉める

次にエアー抜きコックを開けます。ほとんどの場合、タンクの水でケーシングが満たされ、エアー抜きから水が吹き出してくるので、それからコックを閉めます。

ただし、ポンプとタンクの位置関係によっては、エアー抜き部分からさらに空気が吸い込まれ、ケーシング内の水が抜けてしまうケースもあります。この場合は、水道ホースなどを使ってエアー抜き部分からケーシングに向けて注水します。