
化学的に厳密には、硝酸とは化学式HNO3の酸を指します。一方で、飼育水や水質管理の現場では、「硝酸」という言葉は硝酸イオン(NO3-)や硝酸塩を指す意味で使われます。
飼育水中では、硝酸イオンはアンモニアと亜硝酸が硝化によって酸化されたあとにできる終末生成物です。つまり、ろ過の窒素循環が最後まで進んだ結果として生じる物質です。
亜硝酸よりは毒性が低く、魚に対しては比較的安全な形とされていますが、蓄積すれば水質管理上は無視できません。そのため、飼育現場ではアンモニア、亜硝酸に続く管理項目として扱われます。

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