
海水とは、海や海洋を満たしている塩類を含む水のことです。平均的な海水は、おおむね96.5%が水、約2.5%が塩類でできており、そのほかにごく少量の溶存ガスや有機物、微粒子などを含んでいます。
一般的な海水の塩分濃度
海水の濃さは、一般に塩分濃度で表します。分かりやすい表し方がパーミル(‰)で、これは海水1000あたりにどれだけ塩類が含まれているかを見る考え方です。平均的な外洋の海水は34〜37‰前後で、標準的な海水は 35‰程度です。
鳥羽水族館取水の塩分濃度
ただし、鳥羽水族館が取水している海水は、妙慶川から流れてくる淡水の影響を受けているため、標準的な海水よりもやや薄く、およそ28‰程度です。当館においては、これを取水した海水を「新鮮海水」と呼んでいます。
海水中に含まれる主要成分
海水に含まれる成分の中心は、塩化物イオン(Cl-)、ナトリウムイオン(Na+)、硫酸イオン(SO4 2-)、マグネシウムイオン(Mg2+)、カルシウムイオン(Ca2+)、カリウムイオン(K+)です。これら6つの主要イオンだけで、海水中の塩類の約99%を占めます。つまり、海水は単に「塩が入った水」ではなく、複数の無機成分がほぼ一定の比率で溶けている水です。

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