受変電設備・サブ変

電気室とは

簡単に言うと電気設備が収納されている部屋、もしくはスペースの事です。

下の写真のような場所です。

鳥羽水族館には現在、A棟1階・BCE棟2階・DF棟1階・GHI棟1階の4カ所に、電気室を設けてあります。

各電気室には、6000Vを超える電気が流れているため非常に危険です。

電気が流れる順番

電気が流れる順番は、電柱→A棟電気室→BCE・DF・GHI電気室となっています。

通常時・停電時(非常時)の電気の流れ

通常時と停電時で、電気の流れが変わります。

以下の図は、通常時の流れを簡単にまとめたものです。

(非常用とは、通常時・停電時ともに使用できる電気回路の事です。)

停電時(2秒以上、関電から電気が受電できない時)は、自動で自家発電機が起動し、電気遮断器を切り替え、非常用電源だけ確保するように動作します。

(非常用電源とは、生き物の生命維持に必要な最低限の電気の事)

以下の図のようになります。

上の図を見てわかるように、停電時は商用電源が使用できなくなります。

(商用電源とは、ほぼすべての電気(コンセント、照明、エアコンなど)のこと)