
水槽名称
水族館の各展示水槽名称は、「水槽のある区画」+「区画での通し番号」です。
例えば、ショープールのA1は、「A区画にある」+「1番目の水槽」です。
なお、当館は初期の設計段階で「C区画」が構想されたものの取りやめになったため、「BCE棟」という名称が残っていますが、実際にはC区画は建設されず欠番になっています。
各水槽の個別名称についてはトップ画像をご参照ください。
濾過槽名称
濾過槽名称は、各水槽の水槽名称に「濾過槽=フィルター|Filter」の「F」を加えます、そして、多くの水槽は複数の濾過槽を持っていますので、濾過槽名称の後に「-通し番号」をつけます。
例えば、B2チョウザメ水槽の濾過槽はBF02で、4区画あるので「BF02-1」「BF02-2」「BF02-3」「BF02-4」となります。
重力式濾過槽も圧力式濾過槽も、名称としては区別なく全て「F」です。
ポンプ名称
ポンプの名称はそれぞれの役割を表わすアルファベットが入ります。
飼育水槽の循環ポンプは「循環=サーキュレーション|Circulation」の「C」が入り、さらに並列運転の場合は「-通し番号」も加わります。例えばF1ジャングルの循環ポンプは2台あるので、それぞれ「FCP01-1」と「FCP01-2」になります。
補給水を送るポンプは「供給=サプライ|Supply」の「S」が入り、「SP4」や「SP10」となります。なお、設計段階から削られたサプライポンプもあるため、実存するのは「SP4」「SP7」「SP10」「SP11」「SP21」「セイウチSP」です。
逆洗水を送るポンプは「洗浄=ウォッシュ|Wash」の「W」が入り、「WP1」や「WP23」となります。これも、設計段階から削られたウォッシュポンプもあるため、実存するのはBCE棟の「WP1」「WP2」「WP3」「WP5」「WP9」、DF棟の20番台「WP21」「WP23」「WP24」「WP25」「WP26」、GHI棟の10番台「WP12」「WP13」「WP14」です。
このほかに、海水取水ポンプ(これだけローマ字読み)の「KSP-01」「KSP-02」、高置きポンプ(プレッシャーポンプ)の「PP-1B|BCE棟用」「PP-1D|DF棟用」「PP-1G|GHI棟用」などがあります。
貯水槽名称
貯水槽は全て「タンク|Tank」がつけられています。海水原水槽の「T01」「T02」や淡水原水槽「T04」のほか、区画番号のつけられた「DT01」や「FT01」もあります。
また、逆洗排水ピットには「洗浄=ウォッシュ|Wash」の「W」と区画名が入り、「BWT-01」や「DWT-01」や「GWT-02」となります。なお、それぞれの移送ポンプは「BWP01-1」「BWP01-2」「DWP01」「GWP02-1」「GWP02-2」となります。
このほかに高置きタンクの「TT-1B」「TT-1D」「TT-1G」があります。
給気装置名称
給気装置ルーツブロアーはDF棟にあるので、DF棟の「D」とブロアー(Blower)の「BL」に通し番号をつけ、「D-BL1」「D-BL2」「D-BL3」「D-BL4」「D-BL5」です。
熱源機器名称
熱源機器には大きく4種類あり、ボイラー「B|Boiler」、冷水チラー「R|Refrigerate」、冷温水発生機「RB|Refrigerate&Boiler」、ブラインチラー「BR|BrineRefrigerate」があり、それぞれに設置区画と通し番号がつけられています。
当館の熱源機器は以下の通りです。
BCE棟:B-B01(ボイラー)、RB-01(冷温水発生機1号)、RB-02(冷温水発生機2号)、R-B03(BCE冷水チラー)
GHI棟:R-G01(GHI棟冷水チラー1号機)、R-G02(GHI棟冷水チラー2号機)、BR-G01(GHI棟ブラインチラー1号機)、BR-G02(GHI棟ブラインチラー2号機)、BR-G03(GHI棟ブラインチラー3号機)、BR-G04(GHI棟ブラインチラー4号機)があります。
なお、すでに廃止撤去されたDF棟ブラインチラーは「BR-D01」でした。
それぞれの熱源機器が生成する熱媒水は次の通りです。
冷水「C」温水「H」冷温水「HC」ブライン水「BC」
エアハン名称
エアハンユニットは「Air Handling Unit」の頭文字をとって「AHU」と設置区画および通し番号で表記されます。
