
高置き水槽B(TT1B)はBCE棟の屋上にあります。

高置きタンクBの下部には各水槽への給水バルブがあります。

高置き水槽B(TT1B)はBCE棟屋上に設置されているパネルタンクで、海水原水槽T01から高置きポンプ(PP1B)を使って揚水しています。本タンクからA棟およびBCE棟の各海水水槽へ補給水を重力落下で送っています。
なお、本タンク破損時に備え、E1外のエアハン室内のPP1B配管にバイパスバルブが設置されています。
本タンク破損時にはバイパスバルブを切り替えて、PP1Bをサプライポンプとして緊急運用可能です。

高置きポンプ(PP1B)のバイパス配管は、E1水槽プールサイドから外に出た場所の向かい側の扉のなかにあります。

高置きポンプの通常時のバルブ状態です。PP1BからTT1Bに海水を送る配管(手前)とTT1Bから各水槽へ海水を送る戻り配管(奥)があります。そして、これらをつないでいるのがバイパス配管とバイパスバルブです。

高置きポンプの通常時のバルブ状態です。PP1BからTT1Bに海水を送る配管(手前)とTT1Bから各水槽へ海水を送る戻り配管(奥)があります。そして、これらをつないでいるのがバイパス配管とバイパスバルブです。
2025年12月よりPP1BとPP1Dがメカニカルシール化

2025年12月にPP1BとPP1Dのポンプがメカニカルシール式に更新されました。これにともない、シール故障時はメーカー対応となり1週間ほどのポンプ停止が発生します。このような時に、手動で高置きタンクに給水できるようにバイパス配管を追加しています。バイパスバルブの操作は上の図を参照してください。
海水取水系の概念図

